この冬は、インフルエンザ、新型コロナウイルス、マイコプラズマ肺炎が同時流行する「トリプルデミック」になると話題になっています。そんな今こそ、強いカラダづくりのために“免疫ケア”に力を入れたいものです。
イシハラクリニック副院長で医師の石原新菜さんは、「免疫ケアのためには、バランスのよい食事と6時間以上の十分な睡眠、適度な運動などの生活習慣の見直しはもちろんのこと、入浴などでカラダを温める、ビタミン類の摂取、味噌や納豆、ヨーグルトなど発酵食品を意識的に摂取して腸内環境をよくすることが大切」といいます。
免疫ケアに有効な発酵食品の中でも、納豆は日常的に取り入れやすい食品ですよね。いつもの納豆もいいけれど、実は最近では次のような“新しい納豆”が続々誕生しているようです。詳しくみていきましょう。
■タカノフーズ「すごい納豆ゴールド プラズマ乳酸菌たれ付」
納豆にも免疫機能の機能性表示食品が登場したことで話題になりました。それがこの商品です。タカノフーズが保有する2,200種以上のオリジナルの納豆菌から選ばれた、健康をサポートする特許取得菌「S-903」納豆菌を採用している他、健康な人の免疫機能の維持をサポートするキリンのプラズマ乳酸菌を配合した「プラズマ乳酸菌入りたれ」が付いているのだとか。
プラズマ乳酸菌は、免疫細胞のうち免疫の司令塔を活性化するpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)を直接活性化できるとされる乳酸菌。キリンによれば、この冬の「プラズマ乳酸菌」の検索数が通常時の37倍にもなったとか。多くの人が注目していることが分かりますね。ちなみに、この商品には中粒以上の国産大豆が100%使用されており、美味しさと健康が両方満たされそうです。
■丸美屋「国産小粒納豆 まろやか酢たれ(エラグ酸入り)」
この納豆も機能性表示食品です。パッケージには、「肥満気味の方の体脂肪を減らすエラグ酸の働き」と大きく書かれています。エラグ酸は肥満気味の人の体脂肪を減らす機能があることが報告されているので、特に今の時期、正月太りに悩んでいるならダイエットフードの1つとして選んでみるのもよいかもしれません。国産の小粒納豆で、ザクロエキスパウダー配合のまろやか酢たれ付きです。
■MDホールディングス「納豆と柿の種」
これは、ちょっと趣向を変えたい人にオススメの一品。柿の種と納豆を合わせたおつまみにもなるおやつです。カリカリに仕上げてうす塩味をつけた国産納豆が、ピリッとしたほどよい辛さの柿の種とあいまって、やみつきになりそうです。
この納豆、低温で揚げる製法で独特の香りとべたつきを低減して食べやすくしながらも、納豆の栄養成分を損なわないようカリカリに仕上げているそうですよ。新しい納豆の食感と味わいを、食事だけでなくおつまみやおやつとしても楽しめるのは新鮮ですね。
いかがでしたか? 今年の冬は納豆をはじめとした発酵食品を積極的に取り入れて、トリプルデミックに打ち勝てるように強いカラダづくりを目指しましょう!