木村拓哉の次女・Koki,（「o」の上に‐）が、女優として大きな注目を集めている。Koki,は、2作目の主演映画「女神降臨 Before」が3月20日に、さらにその後編となる「女神降臨 After」が5月1日に公開予定。また、1月24日にはヒロインを務めた海外映画「TOUCH／タッチ」の公開も控えている。
「『女神降臨』は、韓国発の人気Webマンガ。Koki,は、22年公開の映画『牛首村』に映画初出演で初主演を務めましたがヒットとはならかった。それだけに、『女神降臨』で巻き返しを図りたいところです」（民放関係者）
キムタクと妻・工藤静香の娘という印象が強すぎるKoki,は、これまではモデルの仕事が目立っていたが、この作品で女優業に本腰を入れるとすれば、今年はテレビでも見かける機会が増えそう。だが、公開前からSNSでは批判の声が目立っている。
「映画の予告動画が昨年末に公開されましたが、原作ファンからKoki,が主人公のイメージに合わないという声も出ているんです。原作漫画の人気が高いうえに、韓国ドラマとしてすでに日本でも放送されています。そうしたファンからの拒否反応が出るのはある程度織り込み済みなところもあるんでしょうが…」（前出・民放関係者）
さらに、作品の設定が災いしたと言うべきか、意外な形での“火種”も、「予告編」にあったとザワついているのだ。
「『女神降臨』は主人公がスッピンを披露する場面があり、そのKoki,の顔立ちが父親にそっくりだと大きな話題になっているんです。キムタクファンは、『父ちゃん似』『まじで若い時のキムタク』と驚いています。宣伝効果になっていると言えなくもないですが、一応、これまでの経緯を見ますと、やっぱり、1人の女優として存在感を増そうとするなら、“キムタクの娘”の印象がこびりつくようなシーンが、どう影響するか心配ですね」（スポーツ紙記者）
女優としての正念場にあるKoki,が、その女優としての仕事で、また、親がらみの話題を提供してしまったわけだが、はたして女優としての「今後」は―。
「あくまで『女神降臨』の予告を見る限りでは、ですが、初主演作の『牛首村』の時より演技がしっかりとしている印象です。それに、1月24日に公開される、アイスランド人男性と日本人女性とのラブストーリーが描かれる映画『TOUCH/タッチ』でも、ヒロイン役として、繊細な演技を披露しています。今年はKoki,さんが女優として大ブレイクする年になる要素も大いにあるんです」（前出・民放関係者）
キムタクが「Koki,の父親」と呼ばれるようになるぐらいの躍進を期待したいところだ。
（渡邊伸明）
