「そういえば、最近あのタレント見なくなったよね?」
そんなふうに思い出してもらえるならその人も本望だろう。芸能界には、秒速で消えていき記憶の片隅にすら残らないほどのタレントが溢れかえっている。
かつて、医者や弁護士などのエリート男性22人と同時に付き合い、それを「谷コミューン」と呼んでいると、バラエティ番組で暴露した谷一歩。女版マイケル富岡としてブレイクを狙うも、「全員の男と関係を持つなんてふしだらな女」と視聴者からは大ブーイングを受けた。
「有吉弘行に、『あいつと関わった時間が無駄。早く消えろ』と言われ、徐々に芸能界での居場所がなくなりました。後に『22股はウソだった』とカミングアウト。その後しばらくして、留学に行くことを公式ブログで発表しています」(芸能ライター)
谷と同時期に売り出した、父親がカジノを経営しており、1億円もの小遣いをもらって全額ギャンブルで使ったという“自称セレブ”のソンミも現在は目立った活動はない。
「タレントは往々にして“売れるためにはなりふり構わず”という事務所の戦略でキャラ付けされてしまうことも多い。デビュー当時の小倉優子はハスキーボイスでハイテンションな早口キャラだったが、後にこりん星のお姫様キャラに変更し大ブレイクし、現在はママタレントの代表となっている。何度もキャラ設定を変えないと芸能界ではやっていけないので、また新しいキャラで戻ってくるのでは」(前出・芸能ライター)
キャラ設定も、ふろしきを広げすぎると、後が続かなくなるようだ。