お笑いコンビ・チョコレートプラネットの2人が登場する「エイブル2025年春CM「エイブル看板篇」。 チョコプラの2人がエイブルの看板の中の「ブ」の字の点々のところに顔をはめ、新生活を迎える人たちを笑顔でお出迎えする、というCMだが、このCMを見た、ある漫画ファンからざわざわとした反響が。
それが「チョコプラ松尾、リアル“きんどーちゃん”」というもの。きんどーちゃん―。それは昭和の時代に流行ったギャグ漫画「マカロニほうれん荘」の登場人物。「マカロニほうれん荘」とは、週刊少年チャンピオンに1977~79年に連載されていた鴨川つばめ氏の作品。ギャグ漫画の1つの礎を築いた作品の一つとして今でもリスペクトが高く、当時を知らない世代からも支持され、2018~19年には原画展も開催。今も週刊少年チャンピオンの発行元である秋田書店のオンラインストアでは関連グッズが販売されているなど、連載終了から40年以上経っても、幅広い人気を博している。
その「マカロニほうれん荘」のメインキャラの一人が「きんどーちゃん」(本名・金藤日陽)=きんどう・にちよう=。ピーマン学園落第24回生の40歳で、ほぼ3頭身の小柄な体型かつ、大きな目と唇。男性だけれど口調はおネェ言葉でいつでもハイテンションに動き回り、ドタバタを巻き起こす存在だ。
チョコプラ松尾の顔は丸顔なので、いつも見ているぶんにはきんどーちゃんとはつながりにくいが、「ブ」の点々となる楕円形の形に顔を入れ、目に力を入れた状態は、まさしくきんどーちゃん。リアルに存在すると、こういう感じだったのか!と、マカロニほうれん荘ファンはもちろん、当時、チャンピオンを読んでいた世代からも「なんだろうこの既視感」「実写化の際は松尾で決定だな」などの声が。
実は「マカロニほうれん荘」、大人気だったにもかかわらず、アニメ化や実写化はされていない。IKKOのモノマネでおネェ言葉も完璧な松尾なら問題なし!?せっかくここまで似ているんだから、何かやってほしい~、と原作ファンは密かに期待してしまうのだ。
(ロドリゴいしざわ)