外出した後などで体が冷え切ってしまい、なかなか体を温められずに困ってしまうことはありませんか? 血行を促進して代謝を高めるためには、室温を上げつつ次のようなワンアクションで効率よく体を温めるのがオススメですよ。
■首温めサポーターで首をポカポカに
神経や血管が集まっている「首」を温めると、血流が促進されて全身を温めやすくなります。電子レンジなどで温めて使用する首用の温めサポーターなどを活用し、首回りをじっくり温めましょう。首を温めることで顔もポカポカし、心地よく体を温めることができますよ。
■手首足首、指先のストレッチ&マッサージを
手首・足首をグルグルと回したり爪を押すように指先をマッサージしたりして、末端の血行も促しましょう。手先や足先も温まることで全身の血流がスムーズになり、代謝が高まりやすくなります。また、肩や首が凝っていると血流を阻害しやすいので、手足とあわせて大きく回してストレッチしておきましょう。
■深くゆっくり腹式呼吸する
呼吸が浅いと血流が滞りやすくなるため、浅い呼吸が冷えの要因となることも。体を温めながら深く呼吸することで、自律神経を整えて代謝を高めましょう。酸素をたっぷり取り入れると体内の働きも高まり、体を温める働きも活性化しますよ。
縮こまって温まるのを待っているより、体を大きくゆっくり動かしてその働きを活性化してあげるほうが効率よく温めることができます。寒さの厳しい時期にはこれらのワンアクションを取り入れて、代謝のよい、疲労回復もスムーズになる状態に整えてくださいね。
(Nao Kiyota)