2022年2月にYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」を立ち上げ、著名人の暴露トークを展開して一躍時の人となった“ガーシー”こと東谷義和氏。参議院選挙に当選し国会議員にまで上り詰めたが、議員として登院したことはなく、23年6月には様々なタレントへの常習的脅迫や名誉毀損などの疑いで逮捕され、暴露系配信者としての活動に幕を下ろした。
そんなガーシー氏の近況が明かされたのは、2月12日までに公開されたYouTubeチャンネル「ネバタイムズ」でのこと。ゲスト出演した東谷氏によると、昨年より活動のメインをTikTokに移しており、同プラットフォームでのライブ活動は「全ライバーの中で12位」とのこと。
具体的な稼ぎについては「1日でMAX1600〜1700万円。でも手元に入ってくるのは(TikTokへの手数料を引いた)45%やから、700〜800万円ってところ」と答えている。
配信を視聴しているファンからの投げ銭(課金)が多く集まっているのだといい、東谷氏は「視聴者層は40〜50代で、そこが興味持つのは俺らみたいな人間。20〜30代のしゃべりには厚みを感じないから。やっぱり人生を経験してきた人に厚みを感じるのよ」と“人気の秘訣”を自己分析していた。
「転んでもタダでは起き上きないタフさを感じますね。芸能人の暴露をしなくなったガーシーのどこに魅力があるの?と疑問視する声はありますが、SNSアカウントが次々に凍結されていた頃にも、最後のほうは美味しい飲食店の情報を紹介するグルメ発信者へとシフトチェンジした実績がありますからね。それでも根強いファンがついていたので、一概に芸能人の暴露ネタだけに頼っていたとも言い切れません。なにより彼の話の上手さを評価する声がネット上にはたくさんあり、軽妙な語り口も人気の要因なのでしょう」(エンタメ誌ライター)
東谷氏は24年3月に懲役3年、執行猶予5年(求刑4年)の有罪判決を受けている。
(木村慎吾)