女優の綾瀬はるか、長澤まさみ、川口春奈、仲里依紗、田中みな実、紗栄子ら、美を意識するキレイどころが日々愛飲しているのが「白湯(さゆ)」である。
その驚きの効果を、理学療法士の山内義弘氏がチャンネル登録者数102万人を誇る自身のYouTube「腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】」で解説している(2月18日付)。白湯の効果的な飲み方と適温とは?
山内氏曰く、朝イチの朝食前に白湯を飲めば、基礎代謝アップ、痩身、若返り、毒出し、血流改善が期待できるという。お勧めの温度は50~60℃。一度沸騰させて、気温10℃くらいの室内であれば10分ほど放置すると適温に下がるという。
なぜ60℃なのか。山内氏によれば、65℃以上の熱湯には発がんリスクがあることが国際がん研究機関に定義されているという。「70℃以上の飲み物を飲んだグループ」と「60℃未満の飲み物を飲んだグループ」による研究では、前者の方が食道がんになるリスクが圧倒的に高かったというのだ。
さらに、朝の1杯に加えて寝る前に白湯を飲めば、リラックスして眠れる効果もあると、山内氏は付け加えた。
元SMAPの木村拓哉や嵐の松本潤も、健康維持のために白湯を飲んでいることを明かしているが、魔法びんのサーモスが昨年発表した「冬の水分補給に関する調査」によると、20代・30代の男女の約4割に白湯を飲む習慣があるという。なかでも20代男性の2人に1人は白湯を飲んでいると回答しているというから驚きだ。
男性にも美意識・健康意識が高まっていることの表れだが、若者のお酒離れも、こうしたところに起因しているのかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)