STARTO ENTERTAINMENTがKAT-TUNの解散を発表し、業界内外で大きな話題となったのは、さる2月12日のこと。解散は2025年3月31日付で、亀梨和也は契約満了を迎え事務所を退所、上田竜也と中丸雄一は個人契約で活動を継続するという。また、解散前にファンとの交流イベントが予定されているが、詳細は未定だ。
そして2月25日になって、KAT-TUNの解散撤回という話題が飛び込んできた。というのも、2月23日が亀梨和也の誕生日だったこともあり、ファンにとってはお祝いムードの中、SNS上で「KAT-TUN解散撤回」がトレンド入りしたのだ。
KAT-TUNファンだけで盛り上がっているワード、というだけのことではあるが、実際、解散撤回などということはあるのだろうか。もちろん、音楽業界関係者の間では「実際に撤回される可能性は低い」と冷静な見方がされていることは言うまでもない。
「過去には、解散を発表しながら新型コロナの影響で解散ライブができず、活動を継続したグループもありました。が、正式発表後に撤回となったケースは私が知る限りでは、ほぼありません。同じ事務所だったSMAPも2016年に解散を発表し、ファンの強い要望があったものの、最終的には解散に至りました」(音楽業界関係者)
ともあれ、KAT-TUNのメンバーが今後どのようにソロ活動を展開するのかも注目されている。特に、上田竜也と中丸雄一は個人契約で活動を継続すると発表されており、ソロとしてどのようなキャリアを築いていくのかが焦点となる。
「亀梨さんはすでに俳優業でも活躍しており、今後もドラマや映画での活躍が期待されています。一方、上田さんはこれまで舞台や音楽活動にも力を入れてきたため、よりソロアーティストとしての活動を本格化させる可能性があります。中丸さんは“ナンパ密会報道”がネックになっていて、なかなかメディアも起用しにくいでしょう。だとしたら個人の発信や音楽活動などで大きなインパクトを残せるかが課題となるでしょう」(前出・音楽業界関係者)
KAT-TUNの解散後、それぞれのメンバーがどのような道を歩んでいくのか、そして残された事務所の後輩にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まる。