昨年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で、主演の新垣結衣の契約夫を演じた星野源。彼が歌う主題歌の「恋」は、選抜高校野球大会の入場行進曲に決定。役者としても歌手としても絶好調なのだ。その活躍は、同じ事務所の先輩である福山雅治になぞらえ「第二の福山」の声も高い。
「星野が所属するアミューズとしては、第三の矢として『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)に、主演の西内まりやの相手役としてflumpoolのボーカル・山村隆太を放ちましたが、すでに大爆死状態。福山も月9で爆死していますから、事務所を上げて星野を猛プッシュしています」(音楽関係者)
そこで、出てきた話が「逃げ恥」続編の構想だという。だが、テレビ誌のライターは「続編は難しい」と話す。
「あのドラマは“契約結婚”という新しい夫婦の形だったからこそ、2人の距離感や、主婦の家事の金銭的価値などの話題を提供できた。ですが、その大前提が崩れてしまい、ただの結婚という結論に達して完結しています。しかも視聴者からは『6話あたりまでが面白さのピークで、後は最終回に向かって尻つぼみ』という意見も少なくない。この評価で視聴者がどこまで続編を期待しているかは、わかりませんね」
「逃げ恥」に限っては、“二匹めのドジョウ”は狙えそうもないようだ。