カレーなら子どもが喜んで食べてくれるから頻繁に作っているけれど、「カレーだけで栄養バランスを整えられているのだろうか……」という不安はありませんか? 子どもでも食べやすいカレーでたっぷりの栄養を補給するためには、にんじんや玉ねぎ、じゃがいも、肉といったいつもの具材に、次のような食材を加えるのがオススメですよ!
■カットトマト缶
カレーにトマト缶を加えれば、ビタミン・ミネラルや抗酸化作用が期待できるリコピンをプラスすることが可能です。トマト缶の分だけ加える水を少なめにすることで旨みがギュッと凝縮され、トマトの爽やかな酸味を感じられるさっぱりした味に仕上がります。トマトそのものは苦手な子どもでも、カレーにこっそり入れれば気付かずに美味しく食べられるかもしれませんね。
■チーズ
一皿のカレーに入る肉の量を考えると、一般的なカレーではたんぱく質が不足しがち。また、乳製品に含まれるカルシウムも摂取しにくい栄養素です。これら2つをチーズで同時に摂りましょう。仕上げにとろけるチーズを乗せたり、焼きカレーにしてグラタンのように楽しんだりするのがオススメです。
■卵
たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラル類も豊富に摂取することができる卵は、栄養バランスを整えるのにうってつけ。ゆで卵を具材として入れたり、目玉焼きをのっけたりして楽しみましょう。半熟の卵焼きを作ってオムライスのように乗せても美味しいですよ。
入れたり乗せたりする具材を変えることで普段とは異なる栄養素を摂取でき、バランスを取りやすくなります。その日の気分で加える具材を選んだり、最近摂取できていない栄養素を含んだ食材を入れたりして、味の変化を楽しみながら栄養バランスを整えてくださいね。
(Nao Kiyota)