フレンドリーで親しみやすい人柄から、なんとなく後輩にナメられそうなイメージのある俳優のムロツヨシだが、後輩とのコミュニケーションにおいては独自の流儀があるようだ。
3月31日に放送されたバラエティ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(ABCテレビ)では、上司・部下それぞれの職場でのイラ立ちを500人に調査した「上下関係イラっとランキング」を発表し、ランキング結果に基づいたトークを展開。
部下を飲み会に誘う際のテクニックについて聞かれると、ムロは「女性でも男性でも食事に誘いにくい時代ですけど、無理やり誘ってますよ、私」と説明し、「このご時世、アルコールハラスメントがある時代ではございますが、私、今から君をご飯に誘います!」と、世の趨勢を理解していることをしっかり伝えたうえで、堂々と飲みに誘っていると明かしている。
なんでも、「どうぞ(嫌なら)断ってください。ご飯食べて帰るもよし、一杯飲んで帰るもよし。気をつかわず来たいときに来て、帰りたいときに帰る…そんな打ち上げに今から誘います」と補足して誘っているようで、こうしたムロの配慮にはレギュラー出演者のナインティナイン・岡村隆史も「素晴らしい」と称賛していた。
「俳優業をしていると当然、世代が違う若い俳優と仕事をすることもあるわけですが、ムロは『価値観が違うのを味わうのが楽しいですね。下の人からも教わるということを自分の中に染みつかせてる』と、年下の相手に対するリスペクトも示していましたから、視聴者から多くの賛辞が集まっています」(エンタメ誌ライター)
そんなムロとの飲み会では、後輩俳優も学ぶことが多いようだ。
「今でこそ超人気俳優に成長した中村倫也も、無名時代にムロの世話になっていた1人で、仕事がなく燻っていた中村に対し、ムロは飲み屋のカウンターで『何言い訳ばっかしてんだ。今、あなたのやりたいことは何ですか?』などと質問攻めにして、泣かせてしまったといいます。この出来事が中村のハングリー精神に火をつけ、中村も『ちゃんと働けるようになったのはムロさんが言ってくれたのがきっかけ』と振り返っています。今の時代であればハラスメントと言われかねない行為ですが、このように飲み屋でのムロの助言によって開花した後輩は多いはずです」(前出・エンタメ誌ライター)
ちなみに、明治安田生命が実施している「新入社員が選ぶ理想の上司」調査では、ムロはベスト10の常連になっている。
(権田力也)