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ライフ
2025/07/12 06:00

「夏風邪」はなぜしんどい?意外と知らない冬風邪との違いと予防策

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2025/07/12 06:00

“夏本番”といった暑さが続いていますが、熱中症だけでなく「夏風邪」予防のためにも体調を万全にしておきたいものです。「夏風邪を引いて長引くとしんど過ぎる……」「夏風邪で頭痛が治らない……」などの声をよく聞きますが、夏風邪ってけっこう厄介ですよね。

 この時期、ただでさえ暑いのに高熱を出して寝込むなんてことは避けたいもの。では、どう対策すればよいのでしょうか。まずは、夏風邪の正体を知ること。意外と知られていませんが、夏風邪は冬風邪とはまったく違うらしいのです。詳しくみていきましょう。

■夏風邪と冬風邪の違いとは?

 立川パークスクリニックの院長で内科医・血液専門医の久住英二医師によれば、冬風邪は主にインフルエンザウイルスやライノウイルスなどが原因で、咳やのどの痛み、鼻水、発熱などの呼吸器症状が多くみられる一方、夏風邪はアデノウイルスやエンテロウイルスなどが原因で、喉の痛みだけでなく腹痛や下痢、発熱などの症状もあるのだとか。

 また、夏風邪を引くと妙にしんどく感じるのは、高温多湿で体力を消耗しやすい、室内外の温度差による自律神経の疲弊、熱帯夜による睡眠不足、脱水、食欲不振など、これら複数が重なり合うためなんだそうです。

■夏風邪を予防するためにはどうすればいいの?

 前述のようなツラい症状を知ると、ますます夏風邪にはかかりたくないですよね。とはいえ、とくに夏場の環境下では体調を崩しやすく余計に夏風邪にかかりやすくなりますから、何かしらの対策が必要です。そこで、久住医師が勧めているのが“夏に負けない体づくり”です。

 具体的には、「冷房による冷え過ぎを防ぐため、気温35度の日であれば設定温度は28~29度にするなど5度差以内にとどめる」「入浴時は湯船に浸かってリラックスする」「手洗い・うがいの他、口内環境を整える」「食事では栄養面にも注意する」ことを推奨しています。

 とくにオススメなのは、「タウリンやビタミンC、ビタミンD、亜鉛、ビタミンB群、乳酸菌を含む発酵食品などの摂取」です。栄養ドリンクの定番栄養素でもあるタウリンは、イカやタコ、ホタテなどの魚介類に多く、自律神経の安定や抗酸化、免疫調整、疲労軽減に役立つといわれています。風邪のときに栄養ドリンクを飲むことが多いのも納得ですね。「魚介類はあまり好きではない」「調理しにくい」という人は、タウリン入り栄養ドリンクやサプリメントなどを意識して取るのがよさそうです。

 2025年の夏は猛暑が予想されています。ツラい夏風邪を今から予防して、夏の行楽シーズンを楽しく元気に過ごしてくださいね。

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