間宮祥太朗は「良作に恵まれない役者」であると心を痛めている人が多い。「魔法のリノベ」や「ナンバMG5」(いずれもフジテレビ系)、「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ系)、「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」(NHK)などは良作だったと思うのだが、出演作品数の多さの割にこれは少ないと感じている。
しかしやっと間宮に4月18日スタートの新ドラマ「イグナイト~法の無法者~」(TBS系)という福音がやって来た。「絶飯ロード」「量産型リコ」(いずれもテレビ東京系)など、シリーズ化された「テレ東深夜ドラマ」で腕を磨いてきた中央大学法学部卒の畑中翔太氏が脚本を手掛ける、完全オリジナルのダークリーガル・エンターテイメントだというからワクワクが止まらない。
さらに間宮演じる主人公の、脱サラして弁護士になった宇崎凌が勤める「ピース法律事務所」には、仲村トオル演じる轟謙二郎、上白石萌歌演じる伊野尾麻里、NHK朝ドラ「虎に翼」で主人公・寅子(伊藤沙莉)の弟・直明を演じたダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのメンバーでもある三山凌輝演じる高井戸斗真がいる。そして、彼らと相対するベテラン弁護士・桐石拓磨を及川光博、捜査一課の刑事・浅見涼子をりょうが演じるというから、間宮の代表作となってくれそうなニオイがプンプンする。
欲を言わせてもらえば、3月29日に最終回を迎えた赤楚衛二主演「相続探偵」(日テレ系)で、ボソボソと小さな声でしゃべっているのにきちんとセリフが聞こえる、役者としての見事な技術を披露してくれた間宮の“ガチマブ”でもある矢本悠馬にも出演してもらいたい。役者としてどんな作品でも失敗しない矢本のことを、心の中で「役者界の大門未知子」と呼んでいるので、「イグナイト」を盤石な良作ドラマにするため、ゲストでもいいから矢本の出演をお願いしたい。そして仲のいい2人がそれぞれ「いい作品に出られたな。アイツとも共演できたし」と思ってくれたら、最高なんだが。
(森山いま)