俳優・亀梨和也にとって、5年前に主演を務めたホラー映画「事故物件 恐い間取り」は、もはや“トラウマ”になりつつあるのかもしれない。4月30日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)で、ホテルに宿泊する際の独特なマイルールを明かし、共演者を驚かせている。
この日のテーマは「お得なホテルに目がない女がコスパ最強ホテルを一挙紹介SP」。各出演者がそれぞれのホテルでの過ごし方やこだわりなどを議論し合う中、亀梨は番組が実施した街頭インタビューで紹介された“部屋にお札(おふだ)があるかをチェックする”という声に共感した。
2020年8月公開の主演作での体験が強烈に残っているようで、「『事故物件』という映画に出させていただいた時期に、結構、イヤなことが起きてたんですよ」とし、その時期はホテルでお札がないかどうかを確認していたと告白。
また、「部屋に入ったら、(手を叩いてみて)響くか、響かないか。響かないと、響くまで」と、まず手を叩く習慣があるといい、「一度、お札も出会ったことがある」「“部屋を変えていただきたい”と言ったことあります」と、実際にお札が貼られているホテルの部屋に遭遇し、部屋を変えてもらったこともあると語っていた。
「亀梨は『事故物件』の撮影に際して、原作の著者で“事故物件住みます芸人”の松原タニシと何度も対談や食事をして、役作りのヒントを得ていたそうですが、その最中には“本当にヤバい”場面に直面したと、様々な媒体で振り返ってきました。昨年11月放送の『上田と女が吠える夜』2時間SPでは、『リング』シリーズで知られる『事故物件』の中田秀夫監督と初めての顔合わせに向かう道中、『車中で、(中田監督と合流する)ビルが見えていて、その1個手前の信号で本当に車が止まっちゃって。いつものマネージャーさんの車が』と、謎のエンジントラブルに遭遇したと説明しています。その後、バッテリーを変えても同じことが起き、松原タニシがやってきた時にも自分の移動車のドアが閉まらなくなったりと不思議な出来事があったようです」(テレビ誌ライター)
映画の公開直前に応じた別のインタビューでは、撮影中にそうした数々の不可解な現象に見舞われたことから、「またこうして映画のプロモーションが始まったので、ちょっと敏感になってます」と告白。
「さらに、松原からは本を出版するたびに事務所まで送ってくれるようになって、そのことには感謝しているそうですが、マネージャーから『これ、タニシさんからです』と本を渡されると、『あ、事務所で保管してください』と、何らかの悪影響を恐れて自宅に持ち帰ることができていないといいます。亀梨からすると、霊感の強い人との関わりによって、自身も過敏になってしまったと感じているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
ホテルでの変わったマイルールを含め、亀梨のライフスタイルに大きな影響をもたらす作品だったと言えそうだ。
(木村慎吾)