5月11日に幕張メッセで行われた韓国カルチャーフェスティバル「KCON JAPAN 2025」でのスタッフの対応を巡り、ネットが荒れに荒れている。
同イベントではボーイズグループ「ZEROBASEONE」の各メンバーの前をファンが通り過ぎる「お見送り会」を実施。その模様を収めた動画がSNSで物議を醸しているのだ。
「問題視されたのは、円滑にファンが前方に進むように誘導する“剥がし”担当の女性スタッフ。肩を強くつかんで強引に前に進ませようとするなど、8900円の参加費を払って参加しているファンへの雑な対応が猛批判を浴びました。このスタッフは、髪に白いシュシュをつけていたことからネット上で“シュシュ女”と呼ばれ、猛批判を浴びています」(芸能関係者)
5月13日にはイベントの運営会社が声明を発表し「弊社スタッフの勤務態度に不適切な点がありご不快な思いをおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪する事態となったのだ。
一方で、同関係者は「批判がエスカレートしたことでシュシュ女に対するSNSでの度を越した誹謗中傷のが大きな問題となっている」と指摘する。さらに続けて、
「一部のSNSユーザーの中には、このスタッフの顔写真をアップして容姿をけなしたり、彼女の本名や通学先、インスタグラムのアカウントをさらす行為が横行している。これだけでもアウトなのですが、この騒動に便乗したさらに悪質なイタズラまで散見されます」
その行為とは「他人の住所さらし」だ。
「あるXユーザーは『シュシュ女の住所晒しますwww』と綴り一軒家の画像をアップし、大量に拡散されたのですが、この住所はまったく無関係な他人のもの。実際の住人が“告発系インフルエンサー”に相談し、住民票をチェックしてもらう形で虚偽だと判明しました。言うまでもなくこうしたイタズラは名誉毀損に該当する。悪意をもって拡散した人間も罪に問われかねません。シュシュ女騒動を発端に、逮捕者が続出してもおかしくない状況なんです」(前出・芸能関係者)
SNSの闇は深い。
(塚原真弓)