職場のおばさんが複数人集まって長い時間ペチャクチャおしゃべりしている光景を見て、「なんだか気になってしまう……」ことってありませんか? 自分もいずれああなるかもしれないと思いつつも、ちょっと煙たい気持ちになってしまいますよね。
ある女性は、「職場のおばさんたちのおしゃべりが止まらず、聞いているとノイローゼになりそう……」と悩んでいるそうです。一般的に、おばさんのおしゃべりが止まらない理由として次のことが考えられます。
■認知症の可能性があるから
近年、「おしゃべりが止まらないのは認知症の兆候ではないか」という説があります。認知症には記憶障害があるといわれますが、自分が行った最近の行動を記憶しておくことができず、さっき話したのにまた同じことを話すなどの行動をすることもあるそうです。
■ストレスが溜まっているから
おばさんと呼ばれるのはおよそ50~60代に該当しますが、この年代は家族の世話や家事と仕事の両立などで比較的忙しいと思います。そのためストレスが溜まり、発散の場としておしゃべりを求めているといった解釈もあります。
■孤独感を埋めたいから
ストレス解消と似ていますが、どこか寂しい気持ちを抱えており、その孤独感を埋めるために「誰かと常につながっていたい」という気持ちがあるのかもしれません。
■承認欲求・自己開示欲求が強いから
誰かに認められたい気持ちはあっても、家では家事や家族の世話が当たり前になっていて、夫からは一切感謝や褒めの言葉ももらえず自信をなくしているケースも少なくありません。その分、承認欲求や自己開示欲求が強く出ると、つい「自分のことを誰かに知ってもらいたい」という思いから、自分のことばかり話すようになるのです。
おばさんが朝から晩まで話しまくる理由の一端が見えた気がします。温かく見守ってあげるのがよいかもしれませんね。