【業務スーパー】なぜか通年販売の「煮豆」4つを食べ比べたら「あぁ……」となった理由
前々から不思議だったんですよ。寒い季節とか年末とかなら分かるんだけれど、なぜか通年で販売されている「煮豆」。しかも、1kgの大容量からミニサイズまで販売している。なんか気になって、『業務スーパー』で一番小さいサイズの煮豆4つを購入して食べてみることにしました。
「金時豆」「昆布豆」「ひじき豆」は各95円、「丹波種黒豆」は106円。それぞれ内容量は110~120g。ほぼ100円で買えるのはかなりありがたい。大豆が中国産なのは想定内だけれど、丹波種黒豆も中国産なのは安い理由の一つといえそう。丹羽産じゃなくて“丹波種”だもんね。パッケージには「ふっくらとにあげた美味しい煮豆」とか「甘さ控えめ自然のおいしさ」などと書かれています。
で、器に移して軽くレンチンして食べたところ……「甘っ!甘い。甘過ぎる。もぉ、惣菜の形をしたスイーツですか?」状態。甘さ控えめって書いてある黒豆もしっかり甘い。昆布豆とひじき豆は、昆布とかひじきとかニンジンとかがある分おかず感は多少あるけれど、金時豆と黒豆は、ほぼ菓子の素材。「パウンドケーキに混ぜて焼いたら美味しいんじゃね?」と思えるほど甘さがグイグイやってきます。食感はふっくらというよりややねっとり。「しっかり煮込んだね~」という口当たりです。
食べて思った。この甘さといい柔らかさといい、思い出すのはお弁当屋さんなどで買った弁当の端っこに漬物と一緒にちょこんとある煮豆の味と食感。「業スーだものね、お弁当業者が買って副菜として入れるよね。あの弁当の味ってこの味なんだ~」と妙に納得しちゃいました。そして、「めちゃめちゃ甘いから保存が効くのでは?」と思って賞味期限を見たら約2カ月後。う~ん、微妙。
ということで結論。業スーの煮豆はほぼ100円で110~120gと良心的な価格。甘さがガツンとくるので甘い豆好きにはたまらない味。乾物の豆を一晩水で戻して炊いて~とやる手間を考えたら、とってもありがたいお惣菜。なので、「味に関しては自分でアレンジするのもありだよね」というものでした。
(ロドリゴいしざわ)
