千原せいじ“いじめられっ子ヤユ”暴言を「イラッとしただけ」弁明も…「これ以上なく酷い」痛烈批判のワケ
今年7月、動画内での暴言により大炎上した千原兄弟の千原せいじが公の場に登場。そこでの発言に注目が集まっている。9月19日、政治外交ジャーナリスト・岩田明子氏のトークショー「岩田明子の『あんまり観に来ないでください』」にゲスト出演したせいじ。「忖度なし」がウリのイベントだけあって、自民党総裁選の展望や安倍晋三元総理との裏話など、岩田氏がタブーなしでトークを繰り広げた。
こうして、第2部に登場したせいじだが、観客の興味はもちろん件の騒動だ。芸能関係者が、まずは、せいじの炎上について振り返る。
「せいじは7月18日にニコニコチャンネルなどで生配信した自身の動画「とりあえず、それぞれの考え方の人の意見を聞いてみる」の中で戸田市議会議員の河合悠祐氏と大舌戦。ネット人気の高い河合氏に『ネットの書き込みなんか信用せんほうがいい』と言い放ち、河合氏もそれに応戦していました」
せいじから炎上のきっかけとなる発言が飛び出したのは、移民問題に揺れる埼玉県川口市を取材したロケVTRの後。
「VTR中にも口論があったのか、せいじは不機嫌そのもの。不穏な空気が漂うなか、河合氏の発言が気に食わないせいじは『お前いじめられっ子やったやろ!』と罵倒したのです」(前出・芸能関係者)
ゲストをお前呼ばわりしただけでなく、いじめられっ子を見下した暴言にネットで批判が殺到。これを機にせいじはメディアから姿を消すことになったのだった。
大炎上から丸2カ月を経てトークショーに姿を現したせいじ。「共演者の苦手なところは」との質問に答える中で、自身の「いじめられっ子」発言について触れ「あの時は嫌やったけど、今彼をどうとか思わない」「オレはイラッとしただけ」と語ったのだ。
せいじの弁明について、前出の芸能関係者は「まったく事の本質が理解できていない」と指摘する。
「イライラしていたのは言わなくてもわかる話。問題は『なぜいじめられっ子を見下すような言い方をしてしまったのか』と『いじめ問題をどう考えているのか』。その点に触れない限り悪印象を払拭することはできません。これ以上なく酷い弁明だと思います」(前出・芸能関係者)
復帰には時間がかかりそうだ。
(塚原真弓)
