内田篤人氏がドイツで「めっちゃ良い選手」だと感銘を受けた海外プレーヤーの“ナルホド”な「現在の活躍ぶり」
鹿島アントラーズやドイツのシャルケ04、ウニオン・ベルリンでプレーした元日本代表DF内田篤人氏が、海外で「めっちゃ良い選手」だと感じたプレーヤーの名前を明かしている。
2006年に17歳で加入した鹿島では、クラブ史上初の高卒(清水東高校を卒業)ルーキーとしてすぐさまスタメンに定着し、4年後にはドイツ・ブンデスリーガの名門シャルケへ移籍。シャルケでは欧州最強を決めるチャンピオンズリーグに主力として出場し、リヨン、バレンシア、インテル、マンチェスター・ユナイテッドなど、世界の強豪クラブと対戦してきた。
そんな内田氏は、10月21日までに配信されたスポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で、約8年プレーしたドイツでの日々を回想。同国で最も大きなクラブであるバイエルン・ミュンヘンの中で“最も印象的だった選手”を聞かれると、「アラバはスゴい。見ているだけで対面はしてないけど、めっちゃ良い選手。技術も見ているところも、良いサイドバックだなと思っていた」と、オーストリア代表で、現在はスペインのレアル・マドリードに所属するDFダヴィド・アラバの名を即答していた。
「アラバは高いフィジカルとクレバーなプレーを武器とする左利きのサイドバックなので、同じサイドバックを本業とする内田氏にとっては、状況判断や戦術眼など、学ぶところが多かったのでしょう。年齢はアラバが4つ下で、33歳の現在も世界最高峰のレアル・マドリードでプレーする現役です。ケガしがちだった内田氏がもしも継続してピッチに立つことができていれば、アラバのような世界でも指折りの名SBになっていたかもしれませんね。なお、番組にゲスト出演した鄭大世氏もドイツのボーフムやFCケルンでプレーした経験があり、“最も印象的だった選手”には、元スペイン代表FWでシャルケでも活躍したラウール・ゴンサレスを指名。そのプレーぶりを『魔法使い』のようだったと形容し、『どうやったらそんな余裕があるのかなと思っていた』と振り返っています」(スポーツライター)
海を越え、多くのスーパースターたちと対峙してきた輝かしい経験は、彼らにとって一生の財産になっているのだろう。
(木村慎吾)
