勝俣州和が「先輩たちの激しすぎるケンカ」臨場感タップリ回顧も「本当のお話であれば…」視聴者の違和感
タレント・勝俣州和が路上パフォーマンス集団「一世風靡セピア」時代に経験した、“まるでヤンキー漫画“のようなメンバー同士の激しいケンカを振り返っている。
勝俣は10月26日にゲスト出演した「路線バスで寄り道の旅」(テレビ朝日系)で、1988年にデビューしたアイドルグループ「CHA-CHA」でのブレイク前について「大学を辞めて、東京に来て何かやらなきゃと思って。根性をつけようと思って入ったのが一世風靡で」と「劇男一世風靡」「一世風靡セピア」時代を回想した。「劇男一世風靡」は「一世風靡セピア」の母体グループで、まだ新人だった俳優・哀川翔や柳葉敏郎らが所属し、「全国の番長が集まってる」と前置きした勝俣。続けて、「だから毎日ケンカしてました。店を毎日壊してました。店を一軒、壊しちゃうんですよ。最初は(殴り合わずに)話し合いでやってんだけど、熱くなってみんながぶつかり合うんです」と語り始めた。
「どうやら、拳を交えた乱闘が飲食店で勃発するそうで、勝俣によれば、店内には約20人ぐらいいて、奥から『偉い人』が座っていて自分が一番下の立場なので、一番出口に近い席で食べているような状況だったそうです。すると向こうで『何だお前!』ガシャンガシャン!って聞こえたため『あ、これはもうダメだ』と思い、『できるだけ皿に食べ物を入れて、外に出て食べて。音がしなくなったら戻って片付けて…』と、バトルが始まった際の立ち回りを臨場感タップリに説明してましたね。さらに、「一回、哀川翔さんがブチギレて』とも切り出し、コンサート会場によくある鉄の扉を哀川が『殴った』とか。『漫画みたいに拳の痕でへこんだんです。鉄の扉が。あんなの顔に食らったら粉々になるじゃないですか』と、哀川のヤバいパンチ力を振り返っていたました。まさに昭和のヤンチャな芸能界エピソードといったところですが、、お互いで殴り合うのにとどまらず、店を毎日壊す、一軒壊すといった告白は、多少盛っているのかは不明ですが、視聴者からは、やや違和感を覚えたという声もネット上に届いていましたね」(テレビ誌ライター)
いわく、「過去の面白いお話としてはわかりますが、本当に本当のお話であれば、あまりよろしくない暴露話かと思いました」「これは立派な器物破損のはず」などの苦言の一方、「リアルタイムを知ると、一世風靡はもっともっとすごいですよ 笑 だけど、言える範囲がありますからね」と、むしろ“話していいレベル”にまで抑えたと見る向きも。
「一世風靡のコンセプトが“硬派な男らしさ”ということで、集まるメンツがどうしても気合いが入りまくったタイプになってしまったのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
勝俣はケンカっ早い先輩たちの“被害”に遭っていた側に近いが、あまり令和にはなじまないエピソードトークだったかもしれない。
(木村慎吾)
