「WEST.」中間淳太、「日本国憲法」を巡る発言に猛批判が視聴者から噴出した理由
アイドルグループ「WEST.」の中間淳太が10月25日放送の情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(ABCテレビ)に出演。そこでの言動が物議を醸している。
「高市新総理誕生で日本激変!?SP」として放送された同番組では、10月21日に発足した高市早苗政権の閣僚人事や経済政策、安全保障などについて、専門家がスタジオで解説し、芸能人も持論を展開した。こうした中、番組終盤で議論されたのが「憲法9条」の改正。憲法9条では「戦力の放棄」と「戦力不保持」「交戦権の否認」を規定。現実的な安全保障環境への対応や、自衛隊の合憲性の明確化の側面から、高市総理は改正の姿勢を強めている。
複数の自衛隊基地が存在する青森県出身の王林は「すぐそのへん歩いてるし、本当にいつもありがとう」と自衛隊員に対して、彼女らしい感謝のメッセージ。スタジオの空気が和らいだのもつかの間、視聴者をザワつかせたのが中間が発した持論だ。
「時代に合わせて憲法を変えるのは当たり前だと思いますし。スマホをアップデートするみたいなものじゃないですか、言ってしまえば」と語ったのだ。
「SNSでは中間の発言に賛同するコメントが少なからずあった一方で批判も噴出。関西学院大学を卒業し、スタート社きっての知性派タレントと目される中間ですが、今回の発言を巡り、『テレビ出演禁止レベル』と形容して、その知性派ぶりを否定するような極めて辛辣な声もXでは散見されます」(芸能関係者)
なぜこの発言が炎上したのか。前出の関係者は「『憲法も時代に合わせて変えるべき』という意見には説得力があるものの、表現があまりに軽すぎた」と指摘する。
「国会での発議に加え、国民投票での承認が必要な憲法改正を、クリックだけで完結できるスマホのアップデートにたとえたのは、さすがに軽率。彼としてはできるだけ面白く、わかりやすいようにと思って発言したのかもしれませんが、さすがに単純化しすぎです。とりわけ憲法改正に慎重な立場の視聴者から反発が生じるのは仕方ないでしょう」(前出・芸能関係者)
サービス精神がアダとなったか。
(塚原真弓)
