板野友美のタクシートラブル報告に粗品「女性は舐められやすい」擁護でも疑問が残る「3つのポイント」
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品がタレントの板野友美による“タクシー騒動”に関し、擁護の見解を示したが、これに疑問の声があがっているようだ。
板野は自身のYouTubeチャンネル(10月23日付)で“最近モヤモヤしたこと”として、娘の幼稚園の迎えの時間が迫り、乗車したタクシー運転手に「ちょっと急いでください」「◯◯分までに着かないと(娘を乗せた)バスが来ちゃうんで」などと要請した際の出来事を振り返った。何でも、運転手は板野が指示した道を間違えて、次第に機嫌が悪くなったとか。そして最後は、渋滞中の道路で「その時間に着くのは無理です」「ここで降りてください」と突然降ろされてしまったという。板野は同乗していたYouTubeの男性スタッフとともに動画内で、「初めてだよね? そんなの」「さすがに私たち、そんな怖い口調もしてないし。(運転手が)機嫌悪かったのかもしれない。お腹空いてたのかな?」と運転手の対応への疑問を笑いながら語っていた。
このやり取りについて、粗品は時事ネタを扱うYouTube企画の中で「珍しく板野友美が悪くないがな!」と擁護し、「ボクもタクシーは毎日乗ってますけど、やっぱり女性のほうが舐められがちっぽいな、運転手に」「今回は悪くないと思うで」と自身の見解を述べている。
「確かに道路の途中で客を降ろすという対応は問題視される点はあるでしょう。ただ、タクシー運転手に対して『急いでください』と要求したところにトラブルの発端があるようにも思えます。幼稚園の送迎の時間に遅れそうになった原因は板野側にあり、運転手にすれば、最初の要請からペースを乱され、“急いでと頼めば対応してもらえる”と思い込んでいる板野に無理な要請で困惑した可能性もあるでしょう。さらに、動画で運転手に『お腹が空いてたのかな?』と表現したたことには、動画の視聴者からは、『運転手を見下して馬鹿にしてるのをひしひしと感じる』『あなたは何様なの?』『そうやって急がせる人がいるから危険な事故がなくならない』という声や運転手への言い方に問題があったのではないかとの指摘がありました。そもそも粗品が“女性はタクシーで舐められやすい”との指摘も、男性スタッフが同乗していたとみられるため、今回の事例でその結論に至るのかは微妙ですね」(テレビ誌ライター)
今回のケースでの「真相」は判然としないが、タクシーの運転手にとっては、乗客に必ず遅れを取り戻せると思いこまれたとしたら、たまったものではないはずだ。
(木村慎吾)
