耳が遠くなってきたけど補聴器は大げさかも……スマホで操作できる最新の「集音器」がスゴい!
「聞こえが悪くなってきた」「親の耳が遠くなって会話がしにくい」というときに選択肢となる「補聴器」ですが、ちょっとハードルが高いと感じるかもしれません。そこで、「集音器」はいかがでしょうか。今回は、補聴器と集音器を詳しくみていきましょう。
補聴器はよく知られていますが、集音器というと耳にする機会は少ないかもしれません。見た目はどちらもよく似ていますが、補聴器が医療機器で集音器は音響機器である点が大きな違いです。

補聴器を利用する際は、基本的に耳鼻咽喉科で医師の診断を受ける必要があり、人それぞれ必要な周波数の音を聞こえやすくするための調整が必要です。一方、集音器は一般的に周波数が高音から低音まで一律で増幅するようになっています。
一般的に補聴器のほうが割高となるため、「まずは試してみたい」という人は集音器を選択するのもよいでしょう。
最近では技術進化が進んでおり、耳をふさがない集音器が登場しています。それが、NTTソノリティのオープンイヤー型集音器「cocoe Ear」です。オープンイヤー型で耳をふさがずに集音できる集音器は世界初。NTTの特許技術により、音漏れを抑えながら自然な聞こえと装着感を両立させた新構造を実現しているのだとか。
本来聞こえる音はそのままに、必要な音だけを自然に拡張するとのことで、シニア層だけでなく「最近ちょっと聞こえにくいかも」と感じる人にもよさそう。スマホアプリからも操作できるのもポイントですね。
また、同時発売のAuracast搭載トランスミッター「cocoe Link」があれば、ボタン1つでテレビの音が手元に届くようになるそう。新たなライフスタイルの可能性が広がりそうですね。
どちらも2025年12月23日よりクラウドファンディングがスタートするので、要チェックですよ!
その他にも“聞こえ”を対策できるグッズを知っておくことで、いざというときに便利に使えることでしょう。
例えば、スマートウォッチ。スマホと連動させると電話やメールに光や振動で知らせてくれます。また、オンラインミーティングで「音声が聞きにくいな」と感じるときには、音声を文字に変換してくれるアプリがあります。テキストとして読めるので便利ですよ。

いかがでしたか? 自分や親などが聞こえに悩み始めたら、ぜひ集音器を検討してみてくださいね。
