タレント・りゅうちぇるの実姉で、福岡を拠点にシンガーソングライターとして活動する比花知春が、“元SPEED”だった過去を告白した。4月6日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)にVTR出演した比花は、11歳で沖縄アクターズスクールに入所。SPEEDの前身となる7人組ユニット「BRAND-NEW KIDS」に所属していた経歴を明らかにしたのである。
その比花はバラエティ番組での姉弟共演をきっかけに注目度が急上昇し、ブログランキングで上位にランクイン。本業の歌でも6月には福岡の天神イムズでワンマンライブを開催するなど、着実な活動を続けている。そんな比花と同じ“有名人の姉”という立場ながら、批判を浴びている芸能人がいるというのだ。芸能ライターが眉をひそめる。
「有村架純の実姉で、芸名の“新井ゆうこ”から本名に改名した有村藍里です。地元の関西でグラドルとして活動していた藍里は15年、スポーツ紙に有村の姉だとスクープされたことで話題に。最近はこれといった活動もなく、大阪の事務所も退所していました。それが架純がヒロインを務める連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)が始まったタイミングで本名に戻し、素肌全開のグラビアを発表。写真集も発売するという周到さで、比花とはあまりに対照的ですね」
いまや便乗タレントのレッテルを貼られた藍里だが、彼女に同情する向きもある。グラビア誌のライターがささやく。
「スクープ以前の彼女は架純の姉であることを一切出さず、グラドルとして地道な活動を続けてきました。しかも高校生でグラドルを始めたきっかけは、母子家庭の厳しい経済状況で家計の足しにするため。そんな彼女には、本名の有村姓を名乗って活動する権利があるんじゃないでしょうか。別にやましいことをしているわけじゃなし、姉は姉で、妹は妹でそれぞれの道を歩めばいいだけの話です」
いずれにせよ一番ハッピーなのは、姉弟や姉妹の両方が芸能界で成功すること。比花と藍里には精一杯の声援が送られてもいいのかもしれない。
(金田麻有)