6月の誕生石でもある真珠。それ使ったパールネックレスは冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでも大活躍するため、1本は良いものが欲しいですよね。
そんななか、日本の真珠の養殖技術は世界が注目していて、あのマリリン・モンローも新婚旅行で日本を訪れたときに、ミキモトでパールネックレスを買ったほどの品質の高さを誇っているんです。
ちなみにお悔みの席で付ける真珠は白、黒、グレー。重ねづけは「不幸を繰り返す」という意味につながるので40cm程度の一連で、直径7~8mmのスタンダードのものが基本。反対に、お祝いの席で付ける真珠は「幸せを繰り返す」ので、重ねづけもOK。バロック(ポルトガル語でゆがんだ真珠という意味)と呼ばれる、ユニークで個性的な形をしたものもおもしろいですよ。
また、真珠は他の天然石に比べてとてもデリケート。汗や脂が付いたままだと真珠の表層結晶が溶け出すので、使った後は柔らかい乾いた布できれいに拭いておきましょう。
注意したいのが、オレンジジュースやドレッシングといった酸性のものがつかないよう気をつけること。さらに長期保管する場合には、紫外線にあたらないよう乾燥や湿気の多い場所を避けて保管するようにしてください。