この春から慶應義塾中等部に通っている芦田愛菜。4月8日の入学式では、制服を身に着けた晴れ姿にファンから嬌声が上がったが、なかには残念がる声も少なくなかったようだ。芸能ライターが声を潜める。
「グレーのダブルという制服を身に着けた芦田は、子役時代に特徴的だったパッツン前髪も卒業し、いわゆる前髪を作った髪型でした。顔つきもぐっと大人っぽくなり、さっそうと歩く姿はまるで会社終わりのOLを見ているかのよう。彼女の子役時代を知らない人が見ても、新中学生とは思わないでしょうね」
たしかにメディアで取り上げられた芦田の制服姿には、「リクルート活動中の学生」という小見出しを付けてもまったく違和感がなさそうだ。そんな芦田の成長について、芸能ライターはこんな見立てを語る。
「世間一般がイメージする芦田はおそらく、11年放送のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で主演した当時の幼い顔つきでしょうね。昨年4月期のドラマでは中1の役を務め、パッツン前髪をキープすることでなんとか幼少感をにじませていたものの、顔つきだけならすでに大人に成長していたわけです」
どうやら視聴者のほうが勝手に『芦田イコール子役』というイメージを抱き続けているだけで、本人はいち早く子役を卒業していたようだ。今後は実年齢にとらわれず、高校生や大学生の役も自在にこなしてくれるのかもしれない。
(白根麻子)