お笑い芸人のバカリズムが、SNSで自撮り画像を披露する女性芸能人に痛烈なダメ出しだ。4月10日放送の「ヨロシクご検討ください」(日本テレビ系)で、「言い訳がましいキャプションをつけて投稿する人が多すぎる」と指摘したもの。
この日はすっぴん画像を披露したタレントの吉木りさを例に取り上げ、「全然寝てないと大抵ブスになります」と言い訳する吉木に対して「自己顕示欲を隠蔽している」と喝破。素直に自慢したい、良く見てもらいたいという気持ちを解放すべきだと主張し、視聴者からの喝采を浴びていた。
バカリズムは以前にも、女性芸能人がついついやってしまいがち“悪癖”に目を付け、それをテーマにした歌を発表。その曲をなんと日本武道館で披露したことがある。テレビ誌のライターが説明する。
「3月16日に開催された、バラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)から生まれたライブイベントの『マジ歌ライブ2017~マジ武道館~』です。そこで披露した曲『女性芸能人の「特技:モノマネ」は地獄の入り口』が、その絶妙な切り口で話題に。女性芸能人がやるモノマネは結局、自己顕示欲を隠す手段に過ぎないというバカリズムの指摘には説得力がありました」
歌詞の中では女性タレントのモノマネを「笑わせるための手段とみせかけ」「カワイイと思われるための手口」と批判。ジブリや動物をマネしがちなのも、自分を可愛く見せたいからだと論破した。そんなバカリズムの問題提起を受けて、モノマネが減るのか。女性芸能人のSNSを見る時の楽しみがひとつ増えたようだ。
(金田麻有)