映画の「ラ・ラ・ランド」ではないが、女優の成否に運はおおいに必要かもしれない。
昨年のNHK朝ドラ「べっぴんさん」に主演し、一躍国民的アイドル女優になると目されていた芳根京子がいま負のスパイラルに陥っている。
同じく14年の朝ドラ「花子とアン」の脇役を経て、翌年のTBSドラマ「表参道高校合唱部!」の主演をオーディションで勝ち取った芳根。派手さはないものの清楚なルックスと堅実な演技が評価され、昨年はついに朝ドラの主演に抜擢された。好評だった「とと姉ちゃん」からのバトンタッチとあって、放送開始当初は「第二の有村架純」「広瀬すずの対抗馬」など、期待は高まる一方だったものの、視聴率は徐々に下降線。最終話時点では世間の話題にも上らなくなっていた。
結果的に周囲も期待した、芳根の“国民的女優化プラン”は頓挫したわけだが、一度つまずくと癖になるのが世の常。18日には彼女が出演していたCMも急遽、放送中止になるという憂き目にあってしまった。これにはネット上も「芳根の負のオーラがすごい」と、驚きを隠せない。
「ネット上のクレームがきっかけですから、芳根は不運としか言いようがない。視聴者からは『いまは何でもクレーム』『役者さんが可哀相』など同情や反対意見が上がっています」(エンタメ誌ライター)
彼女の負の流れを心配するファンからは「芳根ちゃん、お祓いしたほうがいい」と冗談か真面目かわからないようなアドバイスも出る始末だ。
現在は、16日スタートの新ドラマ「小さな巨人」(TBS系)に出演中の芳根。もしこれもコケるようなら、「今は波が来ていない」とあきらめて、お祓いしてみるのも手かも。
(飯野さつき)
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