4月21日にスタートした深夜ドラマ「女囚セブン」(テレビ朝日系)の初回視聴率が7.5%と、高視聴率を記録。主役を演じた剛力彩芽に対して、早くも、さすがは“深夜ドラマの女王”という声が上がっている。
「去年の4月にスタートした『ドクターカー』(日本テレビ系)、7月期にスタートした『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(テレビ朝日系)、今年1月期『レンタルの恋』(TBS系)と1年ちょっとの間に4本の深夜ドラマに出演。視聴率が取れなかったものもありますが、いずれも意欲作ばかり。“深夜ドラマの女王”という名前もしっかり根付いてきましたね」(テレビ誌記者)
2014年の「あすなろ三三七拍子」(フジテレビ系)のヒロイン以来、「低視聴率の女王」と呼ばれドラマですっかり見かけなくなっていたが、この復活劇。一体何があったのか。
「剛力は、ビートたけしや明石家さんまといった大御所のタレント、そして何より番組のスタッフにとても可愛がられています。与えられた仕事を完璧にこなすプロ意識の高さは、とても評価されています。実験的な役が多い深夜ドラマでも嫌な顔一つ見せず、過酷なスケジュールをこなしている。今回の『女囚セブン』は、『グ・ラ・メ!』以来の初回高視聴率とあって、期待が高まっていますね」(番組関係者)
“深夜ドラマの女王”を巡って争奪戦が起きているようだが、事務所は早くも、“深夜ドラマの女王”を返上して、ゴールデンタイムの連ドラへのカムバックを画策しているようだ。
しかしここは、急がば回れ。若い視聴者の心をしっかり掴んでからゴールデンの連ドラに返り咲いてもらいたい。「あすなろ三三七拍子」のような爆死は、もう二度と許されないのだから……。