ジャニーズの“Mr.パーフェクト”といえば、東山紀之。30代、40代の現役ジャニーズは声をそろえて、「若いころはヒガシさんにお世話になった」という。それは彼の超太っ腹な部分を指すようだ。当時から東山を取材しているアイドル雑誌のフリーライターは振り返る。
「最近ヒガシの自宅に遊びに行ったA.B.C-Zの河合郁人によると、いかにも高級そうな肉と魚がどっさり振る舞われたそうです。妻で女優の木村佳乃さんと、2人の子どもが暮らす豪華なご自宅。一緒に行ったメンバーの五関晃一とずーっと、ド緊張だったとか。そもそも、肉食はジャニーズの伝統。TOKIOの長瀬智也が10代のころは、カルビ26人前をペロリとたいらげ、お会計はヒガシ持ち。事務所スタッフから、“TOKIOとV6がいなかったら東山さんは家が建ってた”と言われたそうです」
東山がこの2グループにおごった額は5000万円を下らないとか。
そんなジャニーズの先輩の懐がもっとも冷え込むのは年始、お年玉だ。昔は、接点のないジャニーズJr.にも配っていた東山だが、今は年末年始の“ジャニーズカウントダウンライブ”に出演して、初詣に足を運んだおよそ50人に限定している。それでもン百万円は飛んでいる計算だ。
おごった総額は豪快そのものだが、生活は極めてストイック。デビューから30年以上たった今なお主演ドラマや主演舞台が後を絶たないのは、努力の賜物といえる。
「彼の肉体美は本物。20代とまったく変わらないそうです。腹筋は今も1日1000回。ジョギングは1カ月でトータル100km。その自己ノルマを達成するために、2人のパーソナルトレーナーが手助けしています。2人に常に管理されているので、20代のころより持久力があるとか」(前出・フリーライター)
カリスマ性は100%で、ムダ肉は0%。これが、ジャニーズの鑑なのだ。
(北村ともこ)