フィギュアスケートの16年から17年にかけてのスケートシーズンが終わり、選手もファンもひと息ついているのかと思いきや、熱烈な羽生結弦選手のファンには、休む暇などないようだ。
「みなさん、今シーズンや過去の大会の海外のインタビュー記事、ニュースなどから情報を集めています。あるファンは、海外での羽生選手の演技の表現が多彩すぎることをネットで紹介していました」(スポーツライター)
実況のなかで羽生の演技をどう表現するかをリサーチしてみたところ「素晴らしい」にあたる言葉だけでも「excellent」「awesome」「magnificent」(素晴らしい)、「amazing」(びっくりするほど素晴らしい)、「brilliant」(技巧的に素晴らしい)、「superb」(他を圧倒するほど素晴らしい)と6種類もの言葉で賞賛していたという。
「ほかにも『incredible(信じられないほど)』、『beautiful(美しい)』、『epic(偉大な)』、『priceless(値段のつけられない)』、『stunning(素敵)』、『dazzling(目もくらむ)』、『exceptional(並外れた)』、『majestic(威厳のある)』、『exquisite(非常に美しい)』、『mesmerizing(うっとりさせる)』、『sublime(崇高な)』、『spectacular(壮観な)』、『perfect、flawless(完璧な)』、『breathtaking(息を飲むような)』、『graceful(優美な)』、『spellbinding(魅惑的な)』など、どれも羽生の姿が目に浮かぶような、演技を表現するに相応しい言葉ばかりです」(前出・スポーツライター)
羽生選手の活躍は、日本でも大学の英語の教科書に取り上げられているが、ここまで多様なホメ言葉が並べば、さぞかしいい勉強になることだろう。
(芝公子)