「爽健美茶」のCMで見事な開脚とヨガポーズを決めている女優の土屋太鳳さん。あの映像をうらやましいと思って見ている人も多いのでは。昨年は「べたーっと開脚」するための本がヒットしたように、柔らかい体に憧れている人は多いようです。
では、どうすれば柔らかくなるのか。土屋さんのように180℃の開脚を目指して、いきなり脚を開いて伸ばすのはNG。上体がべたーっと付くには、股関節だけではなく、背中と腰の筋肉が柔らかくないとできません。背中と腰も意識してストレッチすることから始めてみましょう。
静的ストレッチは、体が温まっているときにするのが原則です。とくにお風呂上がりに行うと効果的。まずは、がっせき前屈から試してみましょう。あぐらをかくようにして床に座り、左右の足の裏を合わせ、そのつま先を両手でつかんで、ゆっくりと上体を前に倒していきます。このとき、下腹⇒おへそ⇒胸と、下から順番に床につけるように意識すること。背中を丸めて、頭だけつけようとするのはNGです。
それができるようになったら、今度は片脚だけを伸ばし、伸ばした脚のほうへ体を倒して柔軟を。左右行ったら、最後に両脚を開いて体を前に倒していくストレッチを。1日数分、お風呂上がりの習慣にすれば、次第に柔らかくなっていきますよ。