お笑いコンビ、ピースとしての活動を休止し、ニューヨーク行きを表明していた綾部祐二。ビザの見通しもたってニューヨークでの拠点も決まり、いよいよ夢に向けて動き出した。
「綾部のニューヨーク行きは、早くから宣言しすぎたこと、ニューヨークでやりたいことがあまりに夢物語なこと、英語の習得をはじめ準備を全くしようとしないことなどから手ひどく批判されましたが、やっと実現しました。最初の仕事も『Japan Day@セントラルパーク2017』というチャリティ・イベントでアンバサダーを務め、ひとまず一歩前進したということでホッとしていることでしょう」(女性誌記者)
だが、ニューヨーク在住経験のあるライターは、辛口にこう言う。
「初仕事といっても日本のイベントで、しかも日本語でトークをするだけですから、これまでの仕事と変わりはありません。おしゃれなカフェに勤めたり、路上でパフォーマンスを披露したりといった綾部がイメージしている仕事で認められるには最低限の英語を習得しない限り、難しいでしょう。英語が下手なら下手なりにグイグイ押していくパワーがなければアメリカで存在を認めてもらうことはできません。自意識が高い綾部にはハードルが高い気がしますけどね。アメリカには日本人も多いですから、結局、日本人コミュニティのなかでの生活に終わり、傷心のまま帰国とならなければいいのですが」
綾部自身、3月末の最終ライブでは「どのタイミングで戻ってくるかは僕もはっきり言って予測がつかない。謝罪の場としてライブをやるかもしれません」と語っていた。ニューヨーク生活を満喫したら、帰国して活動再開すればいい、と思っているのかもしれない。
(伊藤その子)