5月16日に放送された朝の情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)で、同局の宇賀なつみアナウンサーが喫煙者を擁護する発言をし、ネット掲示板などで物議を醸している。
番組では、受動喫煙問題を取り上げ、飲食店などでの屋内全面禁煙について賛成か反対か、出演者が二択で回答。賛成が多い中、宇賀アナは「私はこっちだな」と反対の札を出し、スタジオは一瞬、沈黙した。
その理由について、宇賀アナはとうとうと次のような持論を述べた。
「私、タバコ吸わないし、正直、タバコを吸う人が隣にいたら嫌ですけど。でも、完全にお店を分ければいいんですよ。ここは吸える店、ここは吸えない店っていうように。私は、あるコーヒーチェーンが(国内に)入ってきたときに、禁煙だったので、そこにばっかり行っていましたし。でも、コーヒーを飲みながらタバコを吸いたい人は吸えるお店を選ぶわけじゃないですか。だから、両方あればいいと思うんですよ」
この宇賀の発言に対し、ネットには「宇賀ちゃん、ヤニカス(タバコを吸っているカス)なのかよ」「旦那が吸ってるんだろ、きっと」などと、彼女を誹謗中傷する意見が多かった。
喫煙可能な店舗と、禁煙店舗を分ければいいというご説だが、週刊誌記者はこういう。
「宇賀アナの言うように完全に分けるとしても、喫煙店にするか、禁煙店にするか、店舗側にその権利を委ねるのなら現状とあまり変わらない。受動喫煙の健康被害を根本から解決するものではありません。ただ、嫌煙ムード一色の中で、異論を唱えるのは勇気のいること。もしかして近しい人に喫煙者がいるのかもしれませんね」
火のないところに煙は立たない?