乳がんで闘病中の小林麻央が5月21日、「痩せる」というタイトルでブログを更新。着替えの最中に服を脱いで鏡の前に立ってみたところ、「私が恐れていた姿に近い身体」が写し出され、衝撃を受けたあとに泣いてしまったことを告白した。
しかし気を取りなおした小林は三分がゆなどの食事を頑張って摂り、「精神力までは痩せ細ってないです!!」とアピール。読者をほっとさせていた。そんなブログに対して一部から疑問の声が呈されているという。医療系のライターが語る。
「小林と同様に乳がんと闘っている患者さんたちは、闘病生活を公開している小林から日々パワーをもらっています。しかし彼女が自らの痩せた体を“恐れていた姿”と表現したことで、『私の痩せ方はやはり恐れるべきものなのか‥‥』と落胆した患者さんやその家族もいたようです」
ただ一方では、同じ文章に勇気づけられた患者も多くいる。医療系ライターが続ける。
「『小林さんだって一緒なんだ』『私だって泣いちゃっていいんだ』と、気が楽になったという人もいたようです。闘病生活が続くと気を強く持ち続けることや、メソメソしてはいけないという義務感に駆られる人も少なくありません。しかし心が張り詰めてばかりでは辛いもの。時には素直に涙を流すことで、心を楽にできると感じられたのではないでしょうか」
そうやって小林からパワーをもらう闘病者がいるのと同じように、小林自身もブログの読者からパワーをもらっているのかもしれない。
(白根麻子)