5月27日に都内で行われた映画「美しい星」の舞台挨拶に登壇したKAT‐TUNの亀梨和也。映画に関するコメントよりも、5月24日に薬物所持の疑いで逮捕されたKAT‐TUN元メンバー田中聖容疑者に対するコメントのほうが注目を浴びている。
田中容疑者が逮捕されて以降、亀梨が公の場に登場するのはこの日が初めて。ドラマの撮影中に報道で事件を知ったという亀梨は「驚いたというのが正直な感想」とコメント。13年9月に田中容疑者がジャニーズ事務所を解雇されて以来、連絡を取っていなかったことを明かした。KAT‐TUNは昨年5月から「充電期間」として、メンバーの亀梨、中丸雄一、上田竜也の3人はソロで活動している。そんな状況下において「報道でグループの名前や楽曲が出て、応援して下さっている方に対して僕自身、心苦しい」と複雑な想いを打ち明ける一方で「僕らはKAT‐TUNというグループを向かうべきところへ向かわせなければ」と活動再開へ強い意欲を見せた。
「集まった報道陣からは、やんちゃな元メンバーの尻ぬぐいをする亀梨に対し『すべて正面から受け止める態度が男らしい』という感想が出る一方、『かわいそうだがハマっている』『亀梨は悲劇のヒーローがよく似合う』といった不謹慎にも聞こえる声が多数あがっていました。確かに亀梨は役者としてもシリアスな表情のほうが似合いますからね」(女性誌記者)
「度重なるルール違反」で解雇された田中容疑者だが「人としてそれ以上のことをやらかしてしまうのでは、と思ったことはない」と元メンバーを思いやった亀梨。まさに悲劇のヒーローのようだった。