先日、一部報道で今年のNHK紅白歌合戦の総合司会に起用されると報じられたタモリ。紅組司会は有働由美子アナ、白組はV6井ノ原快彦の「あさイチ」コンビが有力だという。芸能関係者が語る。
「出場歌手は口を揃えて『凄く緊張する』と言っていますし、司会者となるとさらに重圧は大きいでしょう。嵐はとてもよくやっていますが、忙しい中、白組司会と歌手での出演ですからね。昨年、NHK出身者以外で初の5年連続司会を達成したことで『次回は新たな布陣で』となったようです。タモリさんとNHKは2008年から続く『ブラタモリ』シリーズで関係は良好です。今回、情報が漏れたのは、世間がどういう反応をするか見るという意味合いもあったと思いますが、最有力であることは間違いないですね」
タモリは1983年に、紅組・黒柳徹子、白組・鈴木健二の中、総合司会を務めており、実現すれば2度目となる。芸能関係者が続ける。
「昨年、タモリさんは黒柳さんと共にゲスト審査員として出演し、83年当時のことを話す演出があったため、『これは来年への布石なのでは?』という声もあったんです。緊張を感じさせない独特の雰囲気を持っていますから、出場歌手は通常よりリラックスできると思いますよ。タモリさんの司会は以前から出場歌手に熱望されていて、長崎出身でライブ会場から中継となる福山雅治さんは『九州弁でやりとりしたい』と語っています。また、同じ福岡市立高宮中学校出身の氷川きよしさんには『タモリさんが司会なら何でもやります』と言われ、その際は同窓の森口博子さんや博多華丸さんもゲスト出演したいそうです」
タモリが司会の場合、同じ福岡出身で親友の井上陽水がオファーを受ける可能性が高くなるとも言われている。実現すれば今までと一味違った紅白となりそうだ。
(中村葵)