昨年10月に放送され、平均視聴率 12.4%をマークした石原さとみ主演ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)が今秋、スペシャルドラマ「地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子」として帰ってくる。
「地味スゴDX」は、前ドラマから1年後を描いており、菅田将暉、本田翼、岸谷五朗らのレギュラーメンバーに、スゴ腕の女性編集長役として木村佳乃が加わることも決定した。石原扮する校閲女子・悦子との大バトルが見どころだという。
テレビ誌ライターは「木村の起用は、同局の『世界の果てまでイッテQ!』への貢献がモノをいった」という。
「木村は『イッテQ』で、これまでの彼女のイメージを覆すブっとんだチャレンジを見せ、好感度はうなぎのぼり。高視聴率ということもあり、認知度がダントツに上がりました。そこで、『地味スゴ』への起用となったのは、言うまでもないでしょう」
また、芸能ジャーナリストは「木村は女優としての幅も広げた」という。
「近年の木村は、高慢な政治家やセレブ妻などの役が目立ちました。けれども役者は、ベテランになればなるほど“こんな役をやってみたい”というよりは“どんな監督が、どんな役を演じさせたいのか、どう自分に挑んでくるのかを期待したい”といいます。これまでのイメージを打ち砕いた木村も、同じような心境だと思います」
日テレで新境地を開拓した木村に、同局はどんな冷酷な役を演じさせるのか、いまから楽しみだ。