5月31日のDeNA戦で今季初勝利をあげた日ハムの斎藤佑樹投手。この勝利の陰には、フィギュアスケート世界王者、羽生結弦選手の存在があったという。
「昨年の日ハムの優勝パレードに参加した斎藤投手は、その数日後に生まれて初めて札幌市内で、フィギュアスケートを観戦したそうです。プレッシャーのなかでも楽しそうに演技している羽生選手の姿を見て、自分は勝負にばかりとらわれていて楽しむ心を忘れていると気づかされ、刺激を受けたのだとか」(週刊誌記者)
昨年の優勝パレードは11月20日。直後の札幌での大会といえば、11月25日から27日に開催されたグランプリシリーズのNHK杯だ。この時の羽生選手の優勝が、斎藤投手の復活のきっかけとなったのであれば素敵な話だ。
「NHK杯での羽生選手は、その前のスケートカナダで2位に甘んじていたので、気合いの入った試合ではありました。しかし、ソチ五輪のほか、世界歴代最高得点を更新し続けた時やGPファイナル、世界選手権など、もっと大きなプレッシャーのかかる場を経験している羽生選手にとっては、特別な大会ではなかったのではないでしょうか。初めてスケートを見た斎藤投手にとっては新鮮だったのかもしれませんが、あまりにも唐突なエピソードなので、誰かが斎藤投手の白星にかけて、羽生選手をネタに使ったように見えなくもありません」(スポーツライター)
1勝でこれだけ話題になるのも注目されている証。かつては羽生選手に劣らず一世を風靡した斎藤投手には、再び輝きを取り戻してもらいたい。
(伊藤その子)