卓球日本代表の石川佳純が歴史的快挙! ドイツで開催された世界選手権の混合ダブルス決勝にて6月3日、石川・吉村真晴組が3セット連取で大逆転優勝を果たし、同種目で48年ぶりとなる金メダルをゲットした。この快挙により一気に石川争奪戦がヒートアップしたという。テレビ局関係者が熱を込めて語る。
「これまでは福原愛が卓球界をリードしていたのですが、今回の優勝により石川が実力、ビジュアル、好感度のどれをとっても福原を上回ったと評価されています。明るく愛くるしいルックスで老若男女へだてなく高い人気を誇り、まさにテレビ向きと言えますね」
最近はフィギュアスケートの浅田真央、そしてプロゴルファーの宮里藍がたて続けに引退。2人とも国民的人気の美女アスリートとあって、スポーツキャスターへの転身も噂されているが、局側の反応は意外に鈍いというのだ。テレビ局関係者が続ける。
「浅田には熱狂的なファンがいる一方で、実はアンチも少なくない。宮里は沖縄出身らしい典型的なのんびり屋で、そもそもメディアの仕事に興味がないといいます。対して石川はまんべんなく愛されていますし、スポーツバラエティ番組で積極的に発言するなどテレビ向き。今回の優勝で金メダルという箔もつき、スポーツキャスターにはもってこいの人材となりました」
27歳で迎える東京五輪までは第一線で活躍することが確実視されている石川。その五輪を花道に引退することを見越し、テレビ各局が今のうちから熱いアプローチを仕掛けていても不思議ではない。ともあれ石川にはアスリート引退後も、順風満帆の人生が待っているようだ。
(浦山信一)