フジテレビの社長交代によって打ち切りが囁かれているのは“月9”だけではない。長寿番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」も、終了の危機に瀕しているという。
「視聴率の低迷だけでなく、後ろ盾となっていた日枝会長もまもなく株主総会で退任します。これを機に、番組打ち切りにゴーサインが出るのではないかという憶測が局内に流れています」(フジテレビ関係者)
さらに追い打ちをかけるように、6月2日に発売された「日経エンタテイメント!」(日経BP社)恒例の「一番嫌いなお笑い芸人ランキング」で、石橋貴明が昨年に引き続き1位。すっかり“嫌われ芸人”キャラが定着しつつあるようだ。
「みなさんのおかげでした」は、とんねるず唯一のレギュラー番組。なくなればコンビ自体の存亡にかかわるのではないか、とみられていたが、どうやら実情は違うようだ。
「木梨憲武はアーティスト活動に精力的。拘束時間の長いレギュラー番組にはもはや興味がないと言われています。2014年に上野の森美術館で開催された『木梨憲武展×20years』は、個展としては同館の1日平均動員数がピカソ、ダリに続いて歴代3位。今でもとても人気があります」(スポーツ紙デスク)
また、木梨には別のオファーも届いていると言う。
「来年公開される大ヒット漫画原作の映画『いぬやしき』に主演することも決まっています。『みなさんのおかげでした』打ち切りは、アーティスト兼アクターとして活躍の舞台をシフトさせていくにはちょうどいいタイミングなのかもしれません」(前出・スポーツ紙デスク)
とんねるずという稀代のお笑いタレントに、果たして岐路は訪れるのか?