ドイツ、デュッセルドルフで開催された卓球の世界選手権で大活躍を見せた日本代表選手たち。彼らを支えたのは、たゆまぬ努力で培った自信だけではなく、それぞれが心の支えとなる“お守り”を持っていたのだという。
「平野美宇選手は、大好きな乃木坂46の西野七瀬のサインをお守りとして持っていくことで知られています。石川佳純選手は松岡修造の『君ならできる!』とエールが書かれたシールをラケットケースに貼っているそうです」(女性誌記者)
6月6日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、MCの坂上忍を驚かせたのは早田ひな選手だ。
「女子ダブルス16年ぶりの銅メダルとなった“みまひな”こと伊藤美誠選手と早田ひな選手はペア結成4カ月での快挙ということで、多くの番組に取り上げられました。そんな早田選手のお守りは子どもの頃から使っているひよこ柄の毛布。遠征にも必ず持参するそうで、黄色の部分が今ではグレーに変わっていると伊藤選手から暴露されると、坂上忍から『汚ねえ!』と引かれていました」(女性誌記者)
子どもの頃からの毛布が手放せないといえば「スヌーピー」に出て来るライナスを思い浮かべる人もいるだろう。
「まさにそれです。こういう毛布はSecurity Blanket=安心毛布と呼ばれます。赤ちゃんの頃から手触りや感触など、毛布によって安心感を得ていると、大きくなっても手放せなくなるのです。心のバランスを取り戻せるアイテムがあるということではいいのですが、愛着が病的になると、それがないとパニックになってしまうということもありうる。こうならないためには、例えば赤ちゃんの頃にいつも同じものを与えるのではなく、似たような素材のものをいくつか用意して、一つのものに固執しないように気をつける必要があるのです」(心理カウンセラー)
早田の毛布は心の平静を保ち、日本にメダルをもたらした必勝アイテム。今後も毛布とともに大活躍を見せてほしいものだ。
(伊藤その子)