放送中のドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)に出演中だった人気女優の野際陽子さんの訃報は、芸能界のみならず視聴者も驚きを隠せない。そして、野際さんと共演した俳優らからは、続々と追悼のコメントが発表された。
訃報を知った一般視聴者からも「大好きな女優さんでした。すごく悲しいです」「お美しいのにコミカルな役も上手で。昭和の大女優がまたひとり、逝ってしまいました。重病とは思えない、最後まで凛とした姿で。カッコよすぎるよ~野際さん。ありがとうございました」など、心から悼む言葉が寄せられている。
そんな中、テレビ朝日関係者は大きな不安を抱えているという。それは、長年「徹子の部屋」の司会を務める黒柳徹子の体調だ。
「徹子さんと野際さんは、誰もが知る大親友。徹子さんはNHKの女優として、野際さんはアナウンサーとして、テレビの誕生期からともに過ごしてきました。その交友は60年にも及びます。そしてこの5、6年は、自身の“死”についても冗談交じりに話し合う親密な間柄でした。徹子さんは野際さんの訃報について、手紙という形でコメントを出しましたが、実はショックが大きく、かなり憔悴しているようなんです。関係者は、徹子さんが倒れてしまうのではないかと……。心を強くお持ちくださいと願わずにいられません」
2015年11月には、トークショーへの出演が体調不良のため取りやめになったり、昨年は車いす生活が報じられるなど、体調を不安視する声が少なくなかった。それだけに関係者は深く心配しているようだ。