シンガーソングライターの泰葉が6月15日自身のブログで、元夫で落語家の春風亭小朝と、歌手の和田アキ子に対する民事提訴を取り下げることを表明。マスコミには、今月2日に帝国ホテルで行った仰々しい記者会見は何だったのかという苦言が広がっている。
「結婚していた当時、虐待を受けていたことを理由に提訴するつもりだったのが、私の過去よりも現在虐待に遭っている人を救う活動に全力を注ぎたい、という理由から提訴を撤回すると言っています。しかし2人の離婚は10年も前になり、有力な物証がないため諦めたのではないかとも見られています」(スポーツ紙デスク)
一方、和田アキ子に対しては、16日の本人のブログにこう記されている。
「『音楽業界に和田はいらない。ご意見番やらせておけ。泰葉は和田をかまっている時間はない。自分の音楽をやりなさい』と、音楽業界の諸先輩から反対されて撤回したと書いています。和田への提訴ははなっから言いがかりに近いもの。今さら何を言っているのかわかりませんね」(前出・スポーツ紙デスク)
そこで浮上しているのが、新しいアルバム発売に向けてのプロモーション説だという。
「泰葉はアルバム『フライディ・チャイナタウン』を父・林家三平の命日でもある9月20日にリリースします。発売に向けての話題作りではないかという声も耳にしますが、そんなことをして、昭和の爆笑王が喜んでくれるかどうか」(音楽関係者)
こうした騒動に弟の落語家・林家正蔵は、出演映画「家族はつらいよ2」の完成披露で、「家族っていいなあと思いますが、家族はつらいなあとも思います」とコメントして周囲を笑わせている。内心は、この騒動がこれで終わってくれることを、祈るばかりなのかもしれない。