いきなり文庫本での発売&WOWOWドラマ化で話題沸騰の『連続ドラマW アキラとあきら』の第1話完成披露試写会が行われた。アサジョ読者もご招待した会場は、開演数時間前から長い行列が出来るなど大いに盛り上がった。
当日はW主演の向井理と斎藤工、共演の石丸幹二、田中麗奈、賀来賢人が登壇した。
向井は「念願のWOWOW初出演、しかも社会派の池井戸さんの作品に出られて本当に嬉しいです!僕はこれまでかっちりとした職業のドラマにあまり出たことがなくて、覚悟はしていたんですけれどセリフの多さに愕然としました。でも冒頭から工との銀行内でのバトルになっていて、見ごたえはあると思います。」とドラマ出演の感想を語った。
一方、斎藤は「確かにセリフは多いんですけれど、時代がすごい濃度で動いていくさまが素晴らしく、わくわく感がすごくて台本を読みふけりました。向井さんの演じている『彬』はまさに理です。ものすごくスマートでインテリジェンスがあって…男の理想ですね!」
と、向井を絶賛。隣で聞いていた向井は苦笑しながらも「工とは4回目の共演なのですが、同い年の同級生ですし、親近感はありますね。いきなり家に来たりするんですが、気心も知れていて、理解しあえますね。」と話していた。
ドラマは対照的な生い立ちである二人の『あきら』が、幼い頃から中学、高校と知らぬうちに関わりを持ちつつ、銀行に同期として入ったことで初めてお互いの存在を認めていく。そんな二人の関係について斎藤は「二人の『あきら』の対比は、僕と理の関係に似ていると思います。先日、理の応援しているサッカーチームが、僕もずっと応援しているチームだということを知ったんです。理はそこでボールボーイをやっていたそうで、僕はその時スタジアムに試合を見に行っています。ですから、お互いの存在を知らない当時から同じ空間にいたんだ、と思うとまさに『アキラとあきら』のような運命を感じました。」
二人の運命的な共演となった『連続ドラマW アキラとあきら』第1話は7月9日(日)よる10時から。第1話は無料放送なので『アキラとあきら』の運命の始まりを是非とも見ていただきたい。
原作は徳間文庫から絶賛発売中、今なら主演二人の全幅帯付きなので、こちらも手にとって、ドラマと見比べるのもおススメだ。
『アキラとあきら』
池井戸潤
徳間文庫 1000円(税別)
Sponsored by 株式会社徳間書店