「脂肪のサビ」というものがあるのをご存知ですか? 健康情報番組「みんなの家庭の医学」(ABCテレビ系列)で紹介されていた情報によれば、脂肪のサビと呼ばれる「脂肪の酸化」が老化の原因となり、動脈硬化やガンなどにつながることがあるのだそうです。
脂肪のサビを見分ける方法は、「加齢臭」があるかどうかにあるとのこと。自分のニオイが気になったり、誰かに指摘されたりする場合は、脂肪のサビを疑ってみてもいいかもしれません。
ちなみに、脂肪のサビを落とすには、抗酸化作用があるビタミンEを多く含む食材のアボカド、カボチャ、さつまいもなどを意識して摂るのがいいのだとか。
また、アンチエイジングドクターの日比野佐和子さんによる著書「これだけで若返りは可能です。: 運動嫌いでも続けられる!男のエイジマネジメント講座」(東洋経済新報社刊)によれば、ニオイは普段の食事の「組み合わせ」に気を付けるだけで抑えることができるそう。とくに注意したいのが、「動物性脂肪」だといいます。肉が大好きな人は、女性でも注意したいですね。とはいえ、完全に肉断ちするのは難しいもの。となれば、例えば焼肉とキムチのように、抗酸化作用のある食材と組み合わせて食べるのがミソだそう。
また、動物性脂肪は肉類だけでなく、牛乳や乳製品、チョコレートやケーキなどの洋菓子類にも多く含まれるそうです。
老化の原因であり、加齢臭の原因ともなる脂肪のサビ。そして体のニオイを引き起こしやすい動物性脂肪。どうやら、脂肪と加齢臭とは密接な関係があるようですね。