最近、夜中に決まって目が覚めてトイレに行くようになったという人はいないだろうか。1回くらいなら問題はないが、それが毎日続く場合には「夜間頻尿」の可能性がある。
夜間頻尿とは、30歳を過ぎたあたりから増えるといわれているもので、年齢を重ねるごとに頻度も増していく。
この夜間頻尿の対処法の一つに、「昼間にトイレを我慢しない」というのがある。女性は特に、衛生面からあまり外出先でトイレに行きたがらない人も多いが、実は昼の間にキチンと排出しないと、代わりに夜に排出しようとカラダが動くのだそうだ。
「昼間はトイレに行きたくならない」という人でも、トイレに行ってみれば意外と排出できるもの。この昼間のトイレの回数をできるだけ増やすことで、夜の尿意を減らすことができるといわれている(もちろん、寝る前の水分摂取もできるだけ控えるようにしたい)。
とはいえ、夜間頻尿が高血圧や心疾患、腎機能障害、睡眠時無呼吸症候群などの病気が原因のこともあるため、あまりに回数が多い場合には、泌尿器科を受診することをオススメします。