7月10日放送のトーク番組「クジパン」(フジテレビ系)に、元同局の看板アナウンサーだった加藤綾子がゲスト出演。同番組は“クジパン”こと新人アナウンサー・久慈暁子アナの初冠番組で、新旧エースアナのご対面とあってテレビ業界からも注目を集めたが、図らずもフジテレビの評判を失墜させる事態になってしまったようだ。
「入社試験の話になった時、加藤アナは試験官から『セクシーポーズをしてください』という無茶ぶりを受けたことをカミングアウト。すると彼女は『何を血迷ったか、ちょっとスカートの裾を上げたの。セクシーだからちょっと見せた方がいいかと思った。膝上まで上げて』という入社試験にあるまじき“パワープレー”に出たというエピソードを明かしていました。これをきっかけに、フジテレビは問題視されることを恐れてか、以降の受験者にはこの指示を出さなかったといいます」(エンタメ誌ライター)
「ホンマでっか!?TV」(同)でもモテ仕草を連発する加藤なら“さもありなん”なエピソードだが、しかし、この事実が明らかになったことで局のイメージは悪化。「いやいや、普通にセクハラでしょ」「さすがフジテレビ! 下品だね」「幹部のセクハラ騒動もやっぱり本当なんだろうな」などと散々の言われようだ。
「加藤アナによれば、先輩アナにも入社試験で同じ指示を受けた者がいるということですから、セクシーポーズはアイドル性を見極めるための定番質問だったようですね。カトパンはこうした思い切ったリアクションができたからこそ看板アナに育ったのかもしれませんが、世間の常識からするとかなりズレている。そんな社風を嫌って他局を選んだ女子アナもいるのではないでしょうか」(前出・エンタメ誌ライター)
フリーになったタイミングであえてこの話を持ち出すとは、加藤も相当根に持っていたのではないか。
(田中康)