7月14日に放送された情報番組「あさイチ」にタレントで俳優のユースケ・サンタマリアがゲスト出演。ユースケらしいジョークを繰り出したものの、大スベリしたようだ。
番組の冒頭でユースケは「新司会者のユースケ・サンタマリアです。本日のプレミアムトーク、ゲストはイノッチ!!」と、本来のMCであるアイドルグループV6の井ノ原快彦をゲストとして紹介。井ノ原も「どうぞ、よろしくお願いします」と、ユースケの悪ノリにお付き合い。ところが、この前振りを真に受けた視聴者が過剰反応し、抗議FAXが殺到。ユースケらは謝罪するハメとなった。
「テキトーな発言で笑わせるのがユースケの持ち味なのですが、朝の番組を見ている主婦層、とくにイノッチファンには通用しなかったようです。ただ、この演出には伏線があったんです」(テレビ誌ライター)
テレビ誌ライターが指すのは、12日に開かれた土曜時代ドラマ「悦ちゃん」(NHK)の記者会見でのユースケの発言だ。15日スタートの同ドラマでNHK連ドラ初の主演を飾るユースケらが出席。会見の冒頭でユースケは「本日は気温46度という異常気象ですよ。そんな中、ようこそお越しくださいました」などのジョークを連発。報道陣を大爆笑させた。
「ドラマの記者発表でウケたものですから、『あさイチ』でも同じノリで笑いを取りにいったところ裏目に出てしまいました。ユースケとしてはいつも通りのギャグ、視聴者層の違いに本人もビックリしてしまったのでは」(前出・テレビ誌ライター)
同ドラマは、戦前の東京・銀座を舞台に、妻を亡くした売れない作詞家を演じるユースケのために、娘が嫁探しに奔走するラブコメディ。ここは、ドラマの完成度で汚名返上していただきたい。