みなさんは、焼き餃子と水餃子、どちらがお好みですか?
放送作家の鈴木おさむさんは、最近の焼き餃子と水餃子の好きの割合は「6:4」だと語っていた時期がありました。ただ、それは日々変化するそうです。あるとき、ブログでアンケートを取った結果、焼き餃子が圧勝していたので、水餃子に情がわいたこともあったそうです。「もし自分が水餃子だったら『俺は何のためにいるんだろう』とつぶやいてる」とまで語っていました。日本では餃子といえば「焼き」が一般的ですが、そもそも、水餃子とはどんな違いがあるのでしょうか。
バラエティ番組「この差って何ですか」(TBS系列)の2017年4月18日放送分では、焼き餃子と水餃子との違いが解説されていました。実は、焼き餃子は中国の味を「アレンジ」した料理で、水餃子は中国の味を「再現」した料理なのだそうです。つまり、焼き餃子は日本人向けにアレンジされたメニューというわけです。本場の餃子は、むしろ水餃子だったようですね。
ただ、水餃子は日本人の主食であるご飯との相性が悪かったため、焼き餃子としてアレンジされたのだそう。鈴木さんいわく、「水餃子がいてくれるから、焼き餃子もトップでいられる」のだそうです。確かに歴史としても、水餃子ありきの焼き餃子です。
タレントの吉岡美穂さんは、ある日、パクチー入り水餃子をたくさんつくったそうです。半分冷凍して、後日、焼き餃子やアレンジ水餃子、揚げ餃子などにしたのだとか。
日本人にとっては、どちらも好まれる餃子であることには変わりないようですね。